北からいただく。至高の北海道産HIPHOPスープカレー
すすきのは「イエロー(soup curry yellow)」にて『じっくりと煮込んだラム肉とBlueHerbのカリー』を。
憧れの店。clubの空気があった。
札幌のhiphopアーティストといえばTHA BLUE HARBです。なんど聞いたことか。TOKYOに迎合せず自分達の流儀を通すラジカルなリリックに惚れたねぇ。今も色褪せず、本当にかっちょいい。
そんなTHA BLUE HARBを始めとする道産子HIPHOPアーティストが愛してやまないというお店がこちらのYELLOWです。創業年は1996年。そこから現在まで札幌のスープカレーとhiphopカルチャーを紡ぎ続けるレジェンド店。
店内にはズラッとアーティストのポスターと、レコードが並ぶ。ターンテーブルもあります。壁が黒くていい。ライブハウスとかクラブのイメージですね。地下でこじんまりしてるかと思いきや、結構広くていいです。これでもかってくらい完全分煙なので子供と来ても大丈夫。
お味は昨今のスープカレー店と違って、スープは一択!海老出汁とか、トマトとか言わない。ムタムタ潔く、豚骨、鶏ガラ、魚介出汁をミックスしたカレースープはメタメタ濃厚で、有頂天に美味いです。これはなんだ?ラーメン的なアプローチなんだけど強さと繊細さが凄まじい。最初はココナッツとか豆乳とか使ってる?って思ったけど、これは全て出汁の白さだ。二日酔いが一気に消えていく。
野菜の味の強さも凄い。具材が本当に美味いっすよ。辛さは辛口にしたけど、青唐っすね、きっと。爽快感があります。アマランサスってNASAも認めた栄養価がスーパーなヒエ科植物も入っているとな。
それとラムだ。マジでやばい。トロトロだし、獣としてガツンともくる。臭みが凄いとかじゃないんだけど、羊を食っているという圧倒的満足をくれる。煮込み大根って和ミックスも最高でした。マジで文化の交差点。
超思い出の過去でも類を見ない美味さのスープカレーでした。
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