牛込神楽坂は「想いの木」にて【大地の恵みカリー(北インド)、ラジスターニチキンカリー、ケララプラウンカリー、金目鯛のビリヤニ】を。
荘厳な、なんだかちょっぴり怖くもある入り口を抜けると、上質なカレー体験が始まるのでした。
スパイスフレンズのナン 渡邊 直希さんと、銭湯メンター 高橋 正和さん、プラス座敷わらしという2人&1妖怪で往訪してきました。
やたら座敷わらしが映り込む。
インド料理は和食的である、と、ワタナフェネグリーク伯爵a.k.aナンさんは傍で呟くんだけどさー、
もー、それを見事に言い表したような空間。流れてる時間も違うのですよ。
それとサービス、気遣い。
マット・デイモンが来たら5千ドルくらいチップ置いてくと思う。
まずは、前菜を。
・グリーンサラダ
・サンバル付きプレーンドーサ
・梅山豚のスペアリブ
・海老の炭火焼グリル
素晴らしいです。特に海老。
タンドール窯の神が宿ってる。
どうしたらこんな火加減が可能になるのか。
サンバルも夢中になっちゃったな。
スペアリブは美味し過ぎたので売り切れると嫌だからあまり書きません。
で、カリー。
全てにおいて言えることは、ホールスパイス達が互いに邪魔せずですね、引き立てあうんです。
僕は特にスターアニスとカルダモンの友情を感じた。すごいセンス。
ケララのココナッツとトマトが海老を持ち上げてくるスタイル、
ラジスターニチキンは青唐辛子を使った辛みでギュッと。
ビリヤニは国宝級だった。金目鯛の骨が刺さっても気にならなかった。
もう本当に全部美味かった。
でも、その中でも今日イチは大地の恵みカリーですね。
季節の野菜を厳選したべジタブルカリー。
北インド風か南インド風か選んで調理してもらいます。
野菜が甘いを超えて…
これはもう幽玄カリー。果てしない。
春夏秋冬いただきに参りたい。
店長さんともお話できましたが、飽くなき探求とホスピタリティの塊のような人でした。上司にしたい。
フレッシュなスパイスの輸入に取り組んでる最中で、悪戦苦闘されてるそうですが、「きっとうまくいく」。
すぐにまた伺います。
訪問日