カレーのジュクをはじめた話
こんにちは!ヤマシュンと申します。
普段は、ラム肉専門店をやっていますが、カレーが好きで毎日食べ続けてはや2年半になります。
なぜ、カレーを食べ続けているのかというと、なにげなくやっていたinstagramでカレーばかり食べてるなとある時気づいたんです。そこからは、じぶんはカレーが好きなんだ!もっとカレー店を巡ろう。そして、カレーについて詳しくなろうと思い、ほぼ日の主催する『カレーの学校』に参加するのです。
カレーの学校とは?
カレーの学校は、カレーの料理教室ではありません。カレーに関する本をおそらく世界一書いているカレーの人・水野仁輔さんが、さまざまな切り口でカレーについて講義やワークショップを実施していきます。その半年の間に、じぶんたちで取り組みたいカレーについてのテーマを見つけ、ゼミをつくる。という自由研究の時間もあります。
その自由研究のゼミとしてぼくが選んだのは、『カレーのジュク』というゼミでした。プロのシェフたちにカレーの作り方を実際に見せてもらって、レシピやコツなどを教えてもらうというゼミを5人のメンバーでつくりました。
「じぶんでもおいしいカレーをつくりたい」という思いから、はじまったこの『カレーのジュク』は、2017年6月の発足から、月1回ペースでジュクを開催しています。毎日カレーと向き合っているシェフたちのカレーへの想いや技術を知れるのはとても楽しい時間となっています。
レシピを忠実に再現しても同じ味にならない不思議
ジュクをつくるまでは、カレーを食べる専門だったのですが、どんどんスパイスからつくるカレーにハマってきました。なぜハマってきたのかを考えてみると、教えてもらったレシピを再現しようと思ってもできないからというのが一番の理由です。
スパイスの分量は同じでも、どういう火加減で、どのタイミングでスパイスを投入するのか。玉ねぎはどこまで炒めるのか。水分はどのくらい残しておくのかなどなどちょっとの違いで、出来上がりがまったく違うカレーになるスパイスカレーの世界。知れば知るほどにのめり込んでいます。
惜しげも無くレシピを教えてくれるシェフたちの自信
カレーのジュクを快く引き受けてくださるシェフの方々にお話を聞くと、みなさん自身満々で、「レシピを教えただけじゃ、うちの味は再現できないよ。もし、できたらもう店あげちゃう! 」と語ってくれます。
その味にたどり着くまでに、苦労しながら作ってきたカレーがあって、いまの味になっている。シェフたちのこれまでの人生を感じれる時間にもなっていて、いつかシェフたちのインタビューをまとめて、書籍にしたいなと密かに企み中です。
好きなことをエネルギーに動き出すと新しいなにかがはじまる
好きなカレーについてもっと知りたいと思って、行動した結果、いろんな出会いがあり、月1回のカレーのジュクを開催するようになりました。最初は、こういう展開をまったく予想してもいませんでした。とにかくやってみること、そして続けてやってみることの大事さを痛感しました。
また、カレーをじぶんの手で、スパイスからつくる楽しさをもっと伝えていきたいと思うようにもなりました。意外と簡単に、スパイスからカレーをつくることができるんです。そんなことも伝えられるように、今後もカレーのジュクを含めたカレー活動を続けていきたいと思った今日でした。
これから、よろしくお願いします!