古風が若者を呼ぶ。カレー南蛮の歴史に名を刻む店
中目黒は「朝松庵」にて『カレー南蛮そば』を。
物語は大阪での「東京そば」から。
カレー南蛮うどんの発祥というと、早稲田「三朝庵」だそうですが、そちらは今年の夏7月に御高齢の為、閉店。っておいー!!調べてたらマジかよー!行けなかった。。
そして、この悲報を30分くらい差でディグってたカフレのナンさんと凄まじいシンクロ二シティ。カレー好きは、ひかれ合う。スタンド使いのように にしても残念ですが心からお疲れ様でした。
朝松庵さんは、明治創業でカレー南蛮蕎麦の発祥と言われてるそうで、元は大阪の谷町で「東京そば」として売り出して人気を博し、東京に出店したそうです。マーケティングの上手さも感じますね。明治43年のこと。
このカレー南蛮の想起がインドじゃなく「洋食文化を取り入れる」ってスタンスなのが面白い。大阪の谷町ってのもね。現在のスパイスカレーの聖地すからね。
すんごいレガシーなお店の面構えですが、結構若い人も来る。ノスタルジーって経験したことじゃなくても刺さっちゃうもんな。立地もあるけど、なんかイイんだろうな。
カレー南蛮蕎麦のお味は、凄まじい年輪を感じます。流石。美味い。たぶん、何か特別なことをやってるわけではない。具も肉と玉ねぎだけ。超ミニマルなんだけど、本当にちょうど良い。長く続いて欲しいお店です。
最後に、名店の閉店から学んだナンさんのパンチラインが素晴らしかったので残します。
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