カレー研究員が奏でるスパイスハーモニーにヒューヒューだぞ
麻布十番は「肉とスパイス JINDARI」にて『ハラミカツカリー』を。
あくまで肉屋、なんですよ。
自分は料理人でなく、研究員であると話すシェフのゴウさん。
いくつかのカレー店で修行を積まれますが、それだけでは飽き足らず、インドにも渡り研鑽を積んだとか。
ラッサムにチキンが入っていてもいいんじゃないか?
サンバルにラムが入っていても…と、
常にセオリーを疑うことを心掛けているそうです。
つまり、変態ですね。話が合う合う。
目の前にはスパイスおじさん渡邊 直希氏がいるし、濃くて暑苦しい夜となりました。
お肉とスパイスのお店なので、前菜からキレがあります。
特に砂肝アチャールと鶏せせりのタマリンド煮は、格別に美味い。どうしようもなく赤ワインに合う合う。
続いて、和牛ホルモンマサラ。すごい。
北インドで修行されたというのがわかります。らしさいっぱい。
肉肉しい。すこしビンダルーテイストもして、これまた良いです。
そして、この日の目玉は牛ハラミのカツカレーでした。
バスマティライスでいただきます。
グレービーはノンベジ要素で仕上がってていて、これが超美味い。
グレービーはソースとして考えるので、カツの衣はそれがからみやすいように揚げてあるのだそう。
さらに本当は、グレービーにも猪とかの旨味を足したかったと。
飽くなきが、過ぎるぜ、ゴウさんよ。
本当はあと1人遅れて来る予定でしたが、このカレーはオーダーして無かったことにするため、一瞬で2人でたいらげました。
また真空調理の話をしに来よう。
どうでもいいけど奥に前田日明さんがいた。少し緊張した。
滑舌が悪いのがよくわかった。
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