変わり続けることが型。ZONE入りっぱなし九州浪漫カレー
鹿児島市は「伊場カレー」にて『おまかせカレー』を。
感動し過ぎて、携帯電話番号を交換しました。
荻窪三大カレーの吉田カレーさんとのコラボレーションで知り得たお店。
あの時は行けなくて枕を涙でビッチョリにしましたが鹿児島出張が決まりようやく実現となりました。
吉田カレーさんと馬が合う、ということは色々と覚悟しなくてはいけません。
従順フルスロットルで挑みます。
夜のオープン時間を少し過ぎたくらいに入店。
一抹の不安を抱きながら、東京から来ましたと伝えると、伊場さんから「では、おまかせにして下さい」とメニューが決定。
そして、そこから伊場カレーの世界が始まるのでした。
まず、伊場さんのカレーは定型がありません。
九州の旬の素材をふんだんに使うは共通ですが、伊場さんが作りたいカレーを作ります。
この日は特製ルゥーに生のリンゴとグリルされた野菜達、豚軟骨、炙り冷製豚バラ、水菜、鰹節でした。
もうね美味いの次元じゃないというか。
スラムダンクの三井のスリーポイントがずっと止まらない感じ。
だって豚バラが冷たいんだぜ?豚軟骨との相対なのよ。
生リンゴの甘みと、焼き目が入った野菜との相対なのよ。
完全カレーフィロソフィー。
ステンレスのボウルで24Hかけて玉ねぎを炒めるとか、もうとんでもない。
お客さんが僕1人だけだったからかもしれませんが、とても真摯に丁寧にカレーとの向き合い方や、どういう表現をしたいかって話をしてくれました。
もう剥き出しなの。1人の熱狂が世界を変えるって本当だ。
僕達は形式知化されたものに感謝はすれど感動はしない。
属人化した何かにしか感動しないのだぁ!
眩しい…伊場さんの瞳が眩しいよぉ!
訪問日