Twitterで絶大な存在感を放つカレー店の復活
カレープンジェ(curry Punje)が帰ってきました。1月から新型コロナウイルス蔓延の影響を受けて休業していました。カレープンジェ。その間は通販で発送していて、評判も良いのです。でもやっぱりお店で食べたいじゃないですか。楽しみにお店に行って、カレーを楽しんで、帰りに「また来たいな」と話して帰るこれこそ、まさに体験です。
プンジェの営業告知はTwitterで行われています。看板にも「Twitterで話題!」と明記されています。Instagram全盛の中でTwitterであることを考えると文系カレー屋さんなのかなと思ったり。話は少し逸れますが、Instagramの効果が絶大なようで知人に連れて行ってもらった飲食店のご主人が、Instagramで影響力のあるアカウントに紹介されたらお客さんがきたと話してくれました。確かに以前初台の蕎麦屋さん「かわしま」をInstagramのストーリーに載せたら、それを見てお客さんがきたと感謝されたことがあるのですが、それを聞くと確かにInstagramの時代かもしれないです。
話は逸れたついでですが、初台の「かわしま」もおすすめのお蕎麦屋さんです。
蕎麦屋さんなのに馬刺しが美味しくて、熊本で食べた馬刺しよりも美味しかったほどです。馬刺しとお蕎麦でゆっくり過ごすのが試合後の楽しみです。お酒飲まないんですけどね。
まあそれはそれとして。そんな中、Twitterで絶大な存在感を放つカレープンジェ。これはシンプルにカレーがいいからです。商品が強いと伝え方は違っても結局は届く好例です。プンジェ再開の報をTwitterで見て、早速行ってきました。ちなみに前週は再開や!→やっぱり来週ね!のフェイントを掛けられているので今日は大丈夫かとドキドキして店に向かいます。開店の45分前には到着して整理券を頂きます。客に合わせるサービスが多い中、こちらが合わせる商売をしていて好感が持てます。我々も鍛えられている。
今回のカレーは「さばとバナナのカレー」。
プンジェのカレーは毎回説明に困ります。美味しいのです。美味しいのですがその美味しさを言葉で伝えるのが難解なのです。それは今までに経験したことがない味だからです。例えばですがブラジルの果物のアサイーはアサイーの味ですが、プンジェもまさにそれでプンジェなのです。今まで味わったことがないものを表すのは難しいのです。ただ今回も美味しい。次はいつ来ようかと帰りに話すくらいに美味しいのです。
今回のカレーは重さがないので、さっぱり食べることができて、夜営業を始めたプンジェの夜に食べても胃に残らないカレーです。ダールやポロウはボリュームがあって、消化に時間がかかったのですが、今回のカレーは胃に残らないので恐れずに食べれます。ご飯の量をいつもよりも多めにしてもいいと思います。
若干和風寄りの気もして、アチャールも優しい味です。いつもよりも辛さが抑えられています。
そこにくるバナナなのですが、これがまた不思議と合うのです。これが本当に不思議です。バナナを加熱する文化は日本人には馴染みがない文化ですが、東南アジアではよくあって、シンガポールではバナナを揚げたものが街で売られています。僕はあの不思議な揚げ物が好きなのもあって、今回のバナナは歓迎です。最初は警戒すると思うのですが、ここは迷わずゆけよゆけばわかるさ!です。いいから行けよ!です。YouTubeの「アントニオ猪木最後の闘魂チャンネル」もおすすめです。
この記事を書いているのはシンガポールに試合に経つ前日です。
試合はどうなるかわからないのですが、懸命にやってきたことだけは事実。それが結果に繋がるかはわからないのは過去の経験として重々承知しています。結果を受け容れる覚悟はできているから、あとは必死に食らいついてくるだけです。元気にやってきます!
終わったらプンジェ食べるぞ!試合後に食べるプンジェは美味しさ倍増だからね。