【メディア掲載】「TRANSIT 63号」に寄稿しました
TRANSIT 63号 『インドネシア・マレーシア・シンガポール 熱狂アジアの秘境へ』(3月13日(水)発売)にタケナカリーが寄稿させていただきました。
掲載ページはP.78〜88の「死者と生きるトラジャの民」
最初はインドネシアの「サンバルソース」を学ぶ旅だったのですが、気づけば少し不思議なスパイス紀行となっていました。
美しい棚田が広がるトラジャの村には、アニミズムの信仰が根底にあり、どこか沖縄のような雰囲気が漂います。しかし、その死生観は圧倒的に違っていました。トラジャ族は亡くなった家族を「病人」と呼び、その遺体と数ヶ月から数年の間、同じ屋根の下で過ごします。そして、機が熟すと生贄を伴う盛大な葬式をあげるのです。正直、畏怖との出会いを覚悟していましたが、そこにあるのは意外にも明るい笑顔と若い世代の頼もしさでした。
フォトグラファーは藤原 慶くん。
編集は 佐藤 桂子さん。
写真が美しいです。
ほんとに永久保存版の東南アジアです。
手にとっていただけると嬉しいです。