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最後の一粒までメタメタすくいやすいカレー皿(赤・白)

¥3600 + tax

購入ページへ

「最後の一粒までメタメタすくいやすいカレー皿」の製作秘話

「最後の一粒までメタメタすくいやすいカレー皿」にご興味を持っていただき、誠にありがとうございます!!

 

CHANCE THE CURRYのタケナカリーと申しまして、このカレー皿の開発者であります。

タケナカリー

僕はカレーが大好きです。

 

毎日カレーを食べ歩き(たまに自作したりして)今日で連続1,057日(2019年1月10日現在)になります。

 

カレーを愛していますし、カレーから愛されたいです。

 

そんな僕が「最後の一粒までメタメタすくいやすいカレー皿」を作ろうと思ったのは、カレー屋さんで見かける、どうしても許せなかった、ある事がキッカケでした。

カレーの”ちょい残し”

毎日カレーを食べ歩いていると、当然、老若男女いろんなお客さんを目にします。

 

あの人は何頼んだのかな?この店で、あえてダル(豆カレー)なんて常連さんかな?とかね。気になっちゃうんですよ。そんな風にお客さんを観察していたら、あることに気づいたんです。

カレー皿

意外と、ちょっぴり残す人が多い。

 

 

残すのは嫌じゃないですか。生産者の方にも、カレー屋さんにも悪いじゃないですか。

「もったいねぇぇぇ!!けしからん!」と最初は思ったのですが、そういうことではありませんでした。

 

 

いろんなお店で観察していたら、ちょっぴり残しているのは、真っ平らな皿の場合が多い。

 

要は、皿に残った最後の米粒がすくいづらいということなのでは…?!

 

そこで僕は、この “ちょい残しカレー” の日常化に歯止めをかけるべく、「最後の米粒ひと粒までメタメタすくいやすいカレー皿」を作り始めました。

 

タイの陶器原型師を驚愕させた特殊な「型」

カレー皿

カレー皿を作るにあたり、いろんな人の意見を参考にしながらムチャクチャ考えました。

 

ひとくち分の凹みを皿につけたら良いんじゃないだろうか?とか、本当にたくさんのアイディアを出し合って考え抜いた結果、

 

お皿の形を中心から非対称にして片側に緩やかな滑り台のような傾斜をつけて、逆側には縦にカーブをつける形(断面図がナイキのスウッシュみたいになるようなイメージ)に行き着きました。

 

 

ただ、イメージはあるものの細かい設計が決まらない…。

 

 

そんなある日、障がい者支援施設で働かれている人から「イメージに近そうなお皿が障がい者用のお皿にあるよ。そういうお皿は健常者でも非常に使いやすいから参考にしてみたら?」とアドバイスをいただきました。

 

さっそく調べてみると、障がい者用のお皿って、指や腕が不自由な人でも簡単にすくうことができるように、皿の側面に高さを出し、カーブをつけたり、くびれをつけたりして、スプーンやフォークが引っ掛かりやすくなっているんですね。

 

夢中になって探していくと、アビリティーズさんという福祉用具の会社さんが、僕が考えていた構造にとても近いお皿をすでに作られていました。

 

これはー!!と早速取り寄せます。

 

 

アビリティーズさんは、福祉用具を開発しつづける超イケてる会社なので、これ自体は100点満点のスーパープロダクトなのですが、カレーに要点を絞ると、さらなる改良が必要だと考えました。

 

まず、素材はメラミン樹脂で、とても軽い。底には滑り止めが3点ついているので軽くても安定してました。ただ、この素材だと電子レンジでチンができないのです。

 

残業で遅くなっちゃったけど、チンして食べてね。的なシチュエーションの時ってあるよね…。チンしたい。

 

それと、お家のキッチンや収納場所の限られたスペースに収まるように、もう少しピタッとスタック(お皿を重ねること)できるようにしたい!

 

もっと考えるとスタックするということは、盛る部分と、テーブルに触れる台座部分がくっつくということなので、滑り止めのゴムも外した方がいい。そうなると、軽いと動いちゃうので、もっと重量も必要。

 

さらに全体的に大きくしたかったのと、ライスのスペースを確保するのに傾斜の部分をもっと広くしなくてはなりません。

 

 

ぬおおおおー!!!と熟慮した結果、素材は陶器でイチから作るぞ!と、覚悟を決めました。

 

そして、やっと細かい設計と素材が決定し、

 

\最初の図面が出来上がったー!/

カレー皿

そして、とうとう、設計から生産工程へ。

 

舞台はタイに移ります!

本当の試行錯誤は、ここからだった!

カレー皿タイ工場

生産は僕の幼馴染のキクチくんが働く日系陶器企業のヤマハ陶芸株式会社に依頼しました。

 

名前は出せないですが、OEMで某有名メーカーのマグカップとかも生産されている会社でもあり、品質保証はバッチリなのであります!

 

ここまでくれば、安心ー!あとは焼くだけー!くらいの気持ちでいたのですが、キクチくんにデータを持っていったら、開口一番、彼はこう言うのでした。

 

 

「この型、ムズそう….」

 

 

か、か、型? なんだそりゃー!

 

\これが「型」だ!/

カレー皿

陶器を作る工程は、

 

① 原型を作る
② 型をとる
③ 型に陶器の泥を流し込み、生地を成型する
④ 素焼きする
⑤ 釉薬(ゆうやく)を塗る(表面をガラスコートさせる液体を塗る)
⑥ 本焼き
⑦ 転写貼り(ロゴ)
⑧ 転写を焼き付ける

 

で完成なのですが、このカレー皿はアシンメトリー(非対称)な構造になっているので、簡単に②の「型」がとれないことが判明。カーブのところで型が引っかかって抜けないだろうと。。

 

タイ人の原型師が凄まじい眼差しで「おめー、マジ言ってんの?」のオーラをバシバシ放ってきますが、なんとかしてくれー!と懇願して1回目のタイ出張は終わり、不安のまま帰宅。

 

2ヶ月くらい試行錯誤した結果、なんとか「型」ができてサンプルが出来上がりました!

 

 

が、今度は…

 

\重すぎる!!!/

カレー皿

なんと、皿1枚の重量は余裕で1kgを越えていました。

 

軽すぎるのは問題なのですが、重すぎるのも問題。洗い物が筋トレになっちゃう。。。

 

陶器の泥を型の中に満杯になるまで流しこんで成型しているので、どうしても重くなってしまうのです。

 

(かつ、型に泥を流し込む方法だと、何十個か作ったらまた新しい型を作らなければならないので原価が高くなってしまう要因になるのですが、ここはたくさん買ってもらうことでクリアしたい!みんな買ってね!)

 

そして、ここからが本当の手探り試行錯誤地獄の始まりでした。

 

高さや厚みを変えたり、軽量化を試みるのですが、そうすると、今度は焼くと割れるんですよ。。

 

しかも、特殊な型なので窯の面積もすごく使うので一度に大量生産できないことも判明。

カレー皿タイ工場

ふっ… と真顔になるキクチくん。

 

すごい大変なオーダーしているんだなーという自覚はありました…。

カレー皿タイ工場

しかし、このカーブや緩やかな傾斜は実現させたい!

 

連日タイと日本の怒涛のチャット確認が続きました。

 

そして、やっと…

 

\要望を満たした皿が、ようやく完成!!!/

カレー皿

最終的には、6回も原型を作り直しましたが、カーブの角度やライスのスペースを確保する傾斜、重量にいたるまで、僕が思い描いていた完璧なカレー皿が完成しました。やった!

 

 

\問題だった皿の重量は、750gに!/

カレー皿

この原型師のTOWA(トワ)さんが、マジで頑張ってくれました(涙)ありがと!

カレー皿タイ工場

この皿のように、アシンメトリーで引っ掛けるようなカーブがあると、釉薬(ゆうやく)を塗るのが超大変なんです。

 

内心どう思っているのかわからないけど、黙々と均等に釉薬を塗ってくれるタイ工場の熟練お姉さん達には「白い恋人」を賄賂に渡して、頑張ってもらいました。

 

工場の皆さん本当にありがとうございました!(また「白い恋人」持ってくね!)

 

そして完成した「最後の一粒までメタメタすくいやすいカレー皿」

カレー皿

たくさんの人の助けがあって、満足な出来の超素敵なカレー皿ができました!

 

カレーを4,000日以上毎日食べ続けている連続カレー先輩からもお墨付きをいただけた自信作です。

 

 

ブランド名の「CHANCE THE CURRY(チャンス・ザ・カリー)」は、HIP HOPとカレーが好きな人達で集まっているときに決まりました。

 

アメリカのChance The Rapper(チャンズ・ザ・ラッパー)というラッパーが名前の由来。

 

彼は音楽レーベルとの契約をせず、音源は全て無料配信していて、ファンを大切にしてツアーやグッズ販売だけで活動するニュータイプのスターです。

 

僕はカレー店が開きたいわけではなくて、カレーのたのしさを広めたり、カレーを作る人を増やしたいと思っています。その理念がChance The Rapperのそれと共感するところがあって、この名前になりました。

 

その想いを込めて、カレー皿には「CHANCE THE CURRY」のロゴを。

カレー皿

このカーブ、アーチがポイント。僕は「カレーの崖」と呼んでいます。

 

形状は、アシンメトリー。

 

ここに秘密があります。

カレー皿

底の円(高台)は、障がい者用の皿を参考にして中心をズラす設計に。

カレー皿

中心をズラすことで、緩やかなスロープを実現。

 

「カレーの崖」の逆側は、広い「ライスの海」が広がります。こうすることで、すくう動作について可動域が広くなり、カレーも米もからめやすくなりました。

カレー皿

そして、その「ライスの海」から「カレーの崖」にめがけてスプーンという銀色の帆船を走らせると、カンタンに米粒一つまですくい取ることができるのです!やった!

カレー皿

大きさは、直径 240mm × 高さ 20mm。

カレー皿

カラーは赤と白の2色をご用意しました。

カレー皿

型から試行錯誤した角度計算の結果、カーブを保ったままスタッキングも可能になりました!

 

是非この「最後の一粒までメタメタすくいやすいカレー皿」で、お米ひと粒残さずカレーを食べてみてください!

ご購入いただいたお客様の声

・本当に最後の一粒まですくえました。(30代男性)

・カレーだけじゃなく、スパゲティを絡ませやすくて使いやすい。(20代女性)

・カレーの崖(カーブ)がスープ系の料理を食べるのにちょうどいい!(30代女性)

商品詳細

材質:陶磁器


サイズmm:直径 240mm × 高さ 20mm


重量:約740g(商品によって誤差があります)


生産国:タイ


●お手入れ方法
【仕様】◯=電子レンジ可・食洗機可/×=オーブン不可
 
・洗浄の際には台所用中性洗剤を柔らかいスポンジや布につけて洗ってください。ナイロンタワシや磨き粉のご使用は傷がつく原因となります。
・使用後は汚れたまま乾かしたり保管したりしないようにしてください。変色や衛生上の問題が生じる原因となります。
・急冷、急加熱となるご使用は割れ欠けの原因となります。
・ロゴ部分に金属製食器類(フォーク、ナイフ、スプーン)が強く当たると剥がれや痕が残る原因になります。


●注意事項
※ 製造工程における性質上、食器の表面に極小の歪みや気泡、黒い点、色の濃淡などが見られる場合がございます。
※ 底面の高台部分に極小の欠け・削れや釉薬のかかりがあまい部分が見られる場合がございます。
 
上記につきましては、商品の性質上のものととらえ、不良商品対象外とさせていただきます。
製造元の検品済となりますため、こうした理由での「当店不手際による返品、交換」はお受けすることができかねますことをご理解いただけますようお願いいたします。


INFORMATION

メーカー
CHANCE THE CURRY
材質
陶磁器
サイズmm
直径 240mm × 高さ 20mm
重量g
約740g(商品によって誤差があります)
生産国
タイ
お手入れ方法

【仕様】◯=電子レンジ可・食洗機可/×=オーブン不可

 

・洗浄の際には台所用中性洗剤を柔らかいスポンジや布につけて洗ってください。ナイロンタワシや磨き粉のご使用は傷がつく原因となります。

・使用後は汚れたまま乾かしたり保管したりしないようにしてください。変色や衛生上の問題が生じる原因となります。

・急冷、急加熱となるご使用は割れ欠けの原因となります。

・ロゴ部分に金属製食器類(フォーク、ナイフ、スプーン)が強く当たると剥がれや痕が残る原因になります。

注意事項

※ 製造工程における性質上、食器の表面に極小の歪みや気泡、黒い点、色の濃淡などが見られる場合がございます。
※ 底面の高台部分に極小の欠け・削れや釉薬のかかりがあまい部分が見られる場合がございます。

 

上記につきましては、商品の性質上のものととらえ、不良商品対象外とさせていただきます。製造元の検品済となりますため、こうした理由での「当店不手際による返品、交換」はお受け
することができかねますことをご理解いただけますようお願いいたします。

その他
バリエーション

▼メタメタすくいやすいカレー皿(赤)

メタメタすくいやすいかれー皿(赤)
▼メタメタすくいやすいカレー皿(紅白セット)
メタメタすくいやすいカレー皿2枚セット
▼メタメタすくいやすいカレー皿(ミニ)
メタメタすくいやすいカレー皿(ミニ)

 

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