逃げられぬ「ことしわたしは なにをする?」 ビスクとカレー 食べて悩んで
Soup Stock Tokyo(SST)にて「バターチキンカレーとオマール海老のビスク」を。
こういう体温の上げ方もあるよね。
昨晩はSSTの広報が語るファンコミニケーションの勉強会でした。毎年1日だけ惜しげも無く全力マニアックなラインナップでカレーの日を作ってくれている超ウルトラスーパーミラクル優良企業ですが、改めて哲学にグッときました。
カレーの日「Curry Stock Tokyo」は働いている人とファンのハレの日なんだな。会社の人見知りのカレー王子が、この日を作ったという話も凄く素敵だった。なんか全部、距離感が見事なんだ。
なもんで、一夜明けて早速お店に行ってきました。
玄米はセルフ。いい。
バターチキンカレーはマジで良い仕上がりなんです。よくある甘さベクトルじゃない。トマト感と辛さもちゃんとあるし、インゲンが入ってる独自性もいい。迎合しないんですよね。「私達がいいと思ったものをだす、やる」の筋が通ったバターチキンです。
オマール海老のビスクは問答無用美味いですね。SSTの象徴的な一杯。リッチで飲み干すことを考えたくない名作。個人的にはこれをスパイスでカスタマイズしてカレーにしてやりたくなる。
今、お店に行くと「ことし、わたし」と書いてあるシールがもらえます。これは今年やりたいこと、なりたい姿を書いて持っといてね、見失ったりしたら見直したりして素敵な1年にしてね、ってやつです。
実際に書く人は少ないだろうけど、食事に来ただけなのに、今年どうしようかな?って思わせるのって結構すごい。そもそも目標ってあんまり聞かれない。この施策の紹介をホームページ上では「今年の抱負」ではなく「今年の姿勢」にしてるのもいい。
SSTの理念は「世の中の体温を上げる」なんだけど、今年の姿勢を問われるという適度なおせっかいにより、前向きに整理した結果、今年はやったるぞー!と、アガっちゃうのでした、僕は。