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REPORT

レポート

2019.03.08
REPORT

郷土料理カレー化計画!しもつカレーしてきました!

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カレー研究家という肩書きよりは、カレー活動家になってきてる気がします。タケナカリーです。こんにちは。

 

先日のカレーイベント出店まとめ!茨城県の古河に行ってきました。

 

古河駅!
古河駅!

 

地方の町おこし&移住者誘致イベントの出し物の一つとして、郷土料理をカレーにして振る舞うという試みです。北関東の郷土料理「しもつかれ」を「しもつカレー」にするというね。大変立派なダジャレでもあるんだな。

 

まずは、郷土料理の「しもつかれ」を改めて御紹介。

 

しもつかれ、とは?

 

しもつかれ

「しもつかれ」とは、茨城、栃木、群馬などで食べる郷土料理。初午の日に作り赤飯とともに稲荷神社に供える行事食だそう。もともとお正月に食べた鮭の頭と節分で残った豆を余すことなく最後まで食べる意味があったみたい。他に根菜と酒粕が入ります。しもつかれを7軒食べ歩くと1年間は無病息災になるなど言い伝えがある。

 

僕も茨城県出身ですが、県南の土浦生まれだからか全然この料理のことを知りませんでした。古河は県西の方で路線も違う。逆に茨城県南部に伝わる「ぬっぺ汁」は古河の人達は知らなかった模様。やっぱり廃藩置県前の繋がりって濃ゆいと思いました。ぬっぺ汁は、長崎、岩手の郷土料理でもあるから面白い。

 

会場は古民家で駅から車で30分ほどの距離になるのですが、その移動で同じイベントに出演される落語家さん達と一緒になりました。

 

落語家の柳家小もんさんと、太神楽曲芸の鏡味仙成さん。
柳家小もんさんと鏡味仙成(紫のお着物)さん。

 

 

落語家の柳家小もんさんと、太神楽曲芸の鏡味仙成さん。とても愉快なお二方で、やっぱりお話がおもしろい。三遊亭金馬さんが死にそうになったら偶然目の前に救急車があった話とか、徹子の部屋を必ず録画してチェックしてるとか。とか。楽しかったなぁ。

そうこうしてるうちに到着。

 

山川邸のバルーンキャッスル
山川邸のバルーンキャッスル

 

山川邸という古民家で農泊もできるそう。子供たちが遊べるようにバルーンキャッスルが膨らんでいました。

 

さー、カレーを仕上げます。

 

シモツカレー仕上げ
シモツカレー仕上げ

 

前にも書いたけど、スリランカのアレンジです。鮭の骨から取った出汁と、スパイスはゴラカとかも入っているのだ。前日からある程度仕込みをしておきましたので、焦らずOK。

 

鮭は後から入れる
鮭は軽く火を入れて後から入れる

 

いい感じに身をほぐした鮭を投入して、いい感じにココナッツミルクを入れて一煮立ちさせて、スパイスをテンパリングしてジュワワワってなった油を入れて、はい完成。

 

ココナッツミルクはチャオコー推し
ココナッツミルクはチャオコー推し

 

僕は結構必殺技だと思っているのは、ココナッツミルクと出汁の相性です。

 

学生さん達が主で活動している農家・漁師の声を届ける「TABERU TIMES」の人達も沢山来ていました。スパイス講座やった時の話が気に入ってくれたみたいで、僕はニコニコしながら生のクローブとか、ゴラカを学生さん達にガンガン食わせたりして、悶絶する顔を愉しんでいました。

 

学生諸君達。
学生諸君達がなんか焼いてた。すげーしょっぱかった。

 

しばらくすると、第一陣の太鼓教室のキッズ達が来ました。今回のイベントにお誘いいただいた秋庭くんは、Uターンで古河に戻ってきた農家さんですが、もともとは、銀座の創作イタリアンでシェフの経験もあり、今回は「しもつかれかき揚げ」を作っていました。

 

秋庭くんは料理上手。
秋庭くんは料理上手。

 

 

カレーとセットで提供です。ちゃんとできました。

しもつカレー&しもつかれかき揚げ
しもつカレー&しもつかれかき揚げ

 

小学生の反応はどうだろう??と聞き耳を立てていましたら、信じられない第一声が聞こえてきました。

 

「なにこれ?どんぐり入ってる!ぺっ!!!」

 

 

おい!ぺーー!!!って!?

 

 

吐き出された先にはカルダモンが転がっておりました。

 

 

小学生女子には、不人気。
小学生女子には、不人気。

 

まー、そうだよな。。知らなかったら、カルダモンはどんくりだ。子供は素直だ。ドラゴンボールの編集担当の方もそう言ってたよ。でも、ちゃんと感想が聞きたくて、恐る恐る聞いてみました。

 

 

「ど、ど、どうだったかな??美味しかった?」

 

 

「んー、カレーは独特… かき揚げは美味い」

 

 

独特が精一杯の言葉だったのでしょう。顔が苦かった。
かき揚げは僕も食べたけど、かなりイケてたよ。
そして、これ以上は聞かないことにしました。

 

 

と悲観的になっていたら、ドーンときた!

 

しもつカレー大人気!
しもつカレー大人気!

 

大人には好評で、おかわりの連打ー!

 

良かったー!あ!聡明な顔した小学生も何人か、おかわりってきたー!
いやー、おじさんは嬉しい!おまえらは良き大人になるぞー!大学生もモリモリおわかり!

 

 

本番が終わったお二人も食べてくれました!
本番が終わったお二人も食べてくれました!

 

さらには、落語家のお二人もー!ありがとう存じます!!!

 

最初は不安でしたが、概ね好評で終わりました。良かったー。

 

 

でも、人数が読めなくて、23リットルって過去最高量を作ったんだけど、やっぱり少し残ってしまった。主婦の方々や、学生さん達が気に入ってくれてお土産になったから、セーフだけど、ちょっと反省です。

 

 

よくわからないけど鎧の人と。
よくわからないけど鎧の人と。

 

 

イベントの終わりに、子供がぴょんぴょん飛んで遊ぶ、バルーンキャッスルに大人でも入って遊んでいーぞー!ということになりまして、バビーン!バビーン!と飛んできました。

 

飛ぶ古民家スタッフのおじさん
飛ぶ古民家スタッフのおじさん

 

すげー、体力削られる、子供って凄い。僕よりも年上のおっさん、おばちゃんが本気で飛んでて、すごく貴重な体験ができました。マジで笑えました。

 

それにしても、スパイスだけ持って、食材も調理器具も現地調達、現地レンタルってスタイルいいなー。スパイスの話はマジで滑らず、ウケがいい。茨城とかならスパイス作れるだろうしね。

 

良いイベントでした。こんな感じのお仕事、お誘いお待ち申し上げております。

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