ご唱和下さい!早い!安い!うまいー!スタンドカレーの鑑です
仲御徒町は「サカエヤ」にて『カツカレーと、けんちん汁』を。
日本にはスタンドカレーという文化があります。
疾風の回転率から生み出す利益は、守銭奴の業が成すのではなく、
真心と思いやりが顧客のカレー琴線に触れた証なのです。
この投稿は一日遅れで書いてますが、昨日は寒かった。
それもあって、けんちん汁が壮絶な美味さでした。
「沁みる」以上の表現を誰か作って。野菜たっぷり。これで120円は、異常。
カレーは、サラサラとドロリッチの中間で昭和を保つ"日本の”カレーライスです。
辛さや、マイルドさという勝負ではない年輪を感じる庶民の美味さ。
ジャガイモの固さなんて芸術です。
カツが納得の重厚感だけでなく、ベースのポークカレーのポークも比類ない厚き熱き肉片でした。
常連さんのポークカレー率の高さはこれだったのですね。
びっくりするのは、常連らしき人は皆様10分と経たずに食べ終わるのです。
前金でもないのに前金払う人までいた。
そして、そのスピードに応える御夫婦の接客がすごい。
2人でオーダーや、在庫を声を掛け合って確認します。
このお互いの「自分を信じてない感」がすごい。
声は穏やかだけど、闘っているようだ。プロを見ました。
最後の「ありがとうございました」に癒され、帰社。
日常に努力を感じるカレー体験。
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