戦慄カレー怪談。水を出さないカレー店サンライン
白金高輪は魚藍坂の上にそのカレー店は、ひっそりと看板を出しています。
創業28年「サンライン」。 内装は一切変わらず、当時のままだそう。
提供されるカレーは、ビーフカレーのみ。大盛も頼めません。
本当にこれだけ。
しかもルゥー全てが裏ごしされていて、ビーフカレーでも固形物がありません。
スープカレーより、スープです。
お味は、爽やかに辛く、滋養を感じるスパイシーなカリー。
フレンチ仕立てなサラサラカリーを予想しましたが違います。
なかなか美味しい。デフォルト胚芽米とも相性が良いし。
で、こちらのお店の特徴なんですが、水を出してくれません。水、ダメなんです。
特製ルゥーで、せっかく身体を温めたのに水を飲んでしまうと、身体を冷やしてしまうからだそう。
徹底していて店内では持ち込みでも飲水不可です。
なんだかすげーなーと思っていたら、ここから、本領発揮でした。
あれほど身体を冷やしてはいけないって言っておきながら、食後に抹茶アイス出るんですよ。
さっきの説明はなんだ?
しかも、抹茶のアイスだけは、ルゥーを完食した人にしか出していないから写真不可なんですって。
全く理解出来なかったですけど、無理矢理頷いておきました。
というか、色々質問したんですけど支離滅裂な回答が笑顔と一緒に返ってくる店員さんが怖い。
そもそも「情け容赦ない辛さで、ハンカチかバスタオル必須の泣けるカレー店」って謳ってるのですが、そこまで辛くないし。
スパイスと小麦粉を3時間炒めるって言っているけど、そんなにかかる?
ここまでサラサラになるなら小麦粉いらないんじゃないか、 だし。。
何が正しいのか…
ヒース・レジャーが演じたジョーカーと同類の恐怖のカレー店。
カオティック認定。
訪問日