瞼閉じ ハイビスカスを 食み思ふ マトンもラムも 羊じゃないか
日比谷は「タンドール料理ひつじや」にて『今日の薬膳カレー』を。
日比谷シャンテがリニューアルしてからは初でした。ラムチョップとか羊のタンドール推しのお店です。
トマトの上にマトンを乗せる素晴らしいタンドールメニューがカレーとセットでございます。
が、なんとなく日替りの薬膳の2文字に惹かれて、こちらを。本日は疲労回復に効果的なカレーだそうです。
カモミール、タイム、バジルというハーブ群に加え、ハイビスカスが入ると。面白ーい。武蔵新田のポンディバワンも、こんな健康レコメンカレーを出してくれてたなぁ、たしか。こういうの意外に少ない気がします。
カレーは、スパイシーでなくマイルドな仕様。軽い酸味はトマトとハーブかしら。枝が入ってて、これも食えるだろうと思ったら、全然硬くて食べるもんじゃなさそうだった。たぶん、これがハイビスカスだ。きっとそうだ。なので折角だからハムハムしよう。
ハイビスカスであろう枝をハムハムしながら滋養を吸収している時に気づく。このカレーってマトンじゃなくてチキンカレーだ。まー、そうか。それにしても、何故に羊はマトンとラムと名前を分けられたのか?
生後一年未満の子羊をラム、2年以上をマトンと言うのは知っている。でも、なぜ子マトンじゃダメだったのか。匂いって言われても違うと思う。それにアジア圏はマトンって山羊だったりするじゃないか。ソシュールの構造主義で説明に使われてたのは、シープとマトンの差だったか。
まー、もういいや。謎は謎のままが美しかったりするし、マトンもラムも結局美味しいから、大喜利でまとめたい。うんうん。
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