宮殿の 選書の趣向 壊れてて シナモンと笑む 年の暮かな
下北沢は「宮殿カリー」にて『宮殿カリー』を。
内装と本棚の異常性、超好き。
先日、美味しすぎるセリ鍋の会でお友達になった、たぶんエロいであろう建築家 松井 大輔 (Daisuke Matsui)さんのカレコミで行ってきました。
こんなお店ができたなんて知らなんだ。やっぱり、下北沢は増殖する土地なのだな。
場所は、スズナリ!店自体が、とてもインパクトがあります。美術、造形が凄い。木の根が、うねっておるぞよラビリンス。これは惹きつけるものがあります。さらに中に入るともっとすごいかっこいい!フラスコなんてあるだ!
外装やら内装やらに感心していると、本棚スペースが目に飛び込んできました。ゴーンと吉澤ひとみの本がレコメンです。うわー キラキラキラ。と1人盛り上がっておりましたら、選書全てがスキャンダルにまみれた人達の著書でした。
オーナーさんは、とても性格悪そう。とても素敵だ。友達になれそう。これ昼間のカリーは関係ないかもだけど。
カレーは、大阪らしさもあるようで、それとはちょっと違う一杯。スパイスの内容で言うとシナモンの香りが、まず強く立ちます。ただロースト系ではないですね。素直なスパイス。
ベースはチキンカレーですが、生クリームとトマトで優雅に。茄子をバター炒めしてる感じも草枕オマージュ風に我を出してて素敵です。
美味しかったです。夜のbarが気になるお店じゃんか!と心から思いました。
ちなみにここの近くの駐輪場で真っ昼間からエッチなことしてるパンク・バンドマンを見たことがあります。
訪問日