我が道の 美意識をみゆ 蔦の家 時が止まって 浴びるカレーリーフ
桜新町は「砂の岬」にて『ベジミールスとチェティナード風チキンカレーにタイールプディング』を。
是非ここで、ゆったりと、優雅にチャイを。
前から行きたかったけど、何かの記念で考えていたのですが、お休みと被ったりで、なかなか行けず。連続カレーを始めた頃にオーナー兼シェフである鈴木御夫妻の「不器用なカレー食堂」も読了しておりまして、もう完全なるファン目線です。
お店自体が小さく、4名以上なら予約可。※小さいお子さんは安全面の理由から入店をお断りされてます。
お店は本当に圧倒的な美意識が詰まっておりまして、ムッタムタかっこいい。蔦の絡まった家が美しく外装も面白い。お店の列に並んでいても飽きないんだなぁ。お店からカレーリーフをテンパリングしてる香りが漏れ出ておりまして、これまた風情があって良いです。
店内は、ジャン・ピエール・ジュネの映画にインドをミックスさせたような世界観。そして、やはりタラブックスがある。いい。なんつーか、時間がゆっくり流れてます。止まってるかもしんない。喧騒を忘れてカレーが食べられるお店だ。
カレーはスペシャルミールスが目の前で売り切れになり、目の前のお客さんに懇願して譲ってもらうか、買収しようか迷いましたが、ベジミールスにお肉カレーもつけられるということで、そちらにヨーグルトプディングも付けてヨダレを垂らすことに決めました。
もうメチャ美味い。せんせーしょなるなるなる。野菜の食わせ方よぉおお。サンバル、クゥートゥー、凄まじきです。チキンカレーもタマリンド効いて素敵な面々でした。
最後は柿が入ったヨーグルトのさっぱりプディングに、待ち焦がれたチャイちゃん。チャイが、砂の岬さんは有名なのです。本を読むとその貴重さがわかるぞ。ぶふぁーと香ります。スパイスは香り。絶対飲むべし。本当に行けて良かった。
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