心の隙間を埋めてくれる大阪スパイスカレーでドーン!
三軒茶屋は「MANOSU」にて『大阪スパイスカレー三種盛り』を。
我々も世田谷に引っ越しましたので、新事務所のお披露目パーチーなどやるつもりですが、いやはや、同じまたも世田谷は三軒茶屋に名店爆誕ですよ。下北沢から熱ーく拡がってんな、カレー。
旧ヤムさんからの独立ということで、生粋の大阪スパイスカレー店となります。
できたばかりなのに、もう並んでました。流石です。
下北沢から、こうやっていろんなルーツのカレー店どんどん融合していく。もうこの混ざり方がカレーですね。すごく素敵。
3種がけのスタイルは旧ヤムと変わらず。メニューだけで通ずるものがあります。
この日は下記。
・MANOSUチキンカレー
・鮭とほうれん草とレモンポークカレー
・HOT!シメジビーフカレー
予想できないのが大阪スパイスカレーの魅力の一つ。
三種盛りにパクチーをトッピングしてオーダー。
カウンターに着席して静かに待ちます。
店内は煉瓦で組まれた様式美とカッコいいインドの世界が相まったオサレ空間です。
BARの居抜きかなんかかな。黒板のアートがチョーク手書きなのに、シャープさとかわいさが共存してて圧巻でございます。けっこう大きいから、これ描くのは大変な技術。
しばらくして、3種がフォッフォッフォと運ばれてきました。
左から定番チキンってわけなんですが、ドーン!ときた。
これが一番ツボでした。
大根とチキンに出汁が効いてます。スパイスはクローブをかましてくる。すごく美味しい。
複雑だけど、まとまっている。派手さよりも、安定感を感じます。
シメジビーフは、カルダモンがビートにチリがバチッと効いてる感じ。
旧ヤム系だとカルダモンは剥いてますが、剥いてなかったのは何か意図があるのかもですね。
青唐辛子もしっかり効いてて爽やか。ニハリっぽいアプローチかしら。
キーマは正直、鮭がいらないかなーって思ってしまったです。
なんかレモンポークの後の爽やかさが鮭に相殺されているような。
まー、好みかな。
これは”大阪カレーの醍醐味”で、スパイスカレーの型でもあるので有りなのはわかります。
でも、オーバースパイスから、ミニマルスパイスって時代の流れはこれからあると思うのでその辺のコントラストもこれから楽しみですね。
店名はもちろんA先生ですよね。ふぉふぉふぉ。カレーで心のスキマが埋まりました。
帰りの「おおきに!」が素敵でした。
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