寿司職人が奏でる粗挽きキーマがマジで無双
千駄木は「とくじろう」にて『ダブルカレーに牛タントッピング』を。
米はガス釜で、これまた無敵。
ジモコロとかの編集長をしている朋友と店名が近過ぎて二度見しました。店名は、御祖父のお名前から頂戴したそうです。外観にはお寿司屋さんの名残りがまだございまして、乙で良し。
扉を開けると13時を過ぎたくらいでしたが、酔いが入って、べらんめえ口調で談笑を楽しんでらっしゃるおじさんが1人。いいぞ、いいぞ、こういうの。
焙煎されたルーとスパイスがバチっと効いたキーマ、どちらもいただけるダブルカレーをオーダー。レビューを見る限り牛すじトッピングが多いようでしたので、あえて牛タンをトッピングです。
殆ど待たされることなく大きな器が運ばれて来たのですが、一口目で「て、て、丁寧ぇ…」と震えてしまいました。これは、美味い。下に敷かれたルーは、ほんのりスモーキーさを残しつつ洋食的な甘さ。キーマは粗挽きでホールスパイスでキメテくるやつ。このコリっとする感じは粗挽きならでわ。鶏と牛の合挽きだそうですよ。珍なり。
また、米が異常に美味いんだ。ガス釜で炊いてるそうで、マジで米立ってます。この米がカレーと牛タンにも合うのだ。牛タンも豪快なデカさと、柔らかさぁ… 染み込んでるぅ。
元寿司屋のシェフであるタカさんは、カレーで「狙うは、世界!」と意気込みを語ってくれました。このカレーを作るまで10年研究したそうです。今、キングダムにハマってるのでグッときました。
訪問日