太郎ちゃんのタイ人疑惑を検証するタイカレーの会
太郎ちゃんは、やっぱり、いつも「ナイスガイ」を持っている。
新宿二丁目は「バーンキラオパラダイス」にて『マッサマンカリー』を。
僕が一方的に仲良くなったつもりでいる太郎ちゃんを誘って、タイカレーの会を開催しました。太郎ちゃんは、あまりにも顔が濃いし、たまに「コープン… あ、ありがとうございます!」とか言うから、本当はタイ人なんじゃないかな?と僕は思っていて、いつか検証したいと思っていたんです。
もうちょっと太郎ちゃんの説明をすると、本業は、かなりちゃんとしたデザイナーでありながら、裏でこっそり「ナイスガイ」ってフリーペーパーを自費出版しています。これが読み手を静止させるくらいの魔力を持った最低作品で、知のドワーフ柳下兄さんが「宇宙一必要のないもの」という賛辞を贈ったほどです。
本当に役に立つことが何ひとつ書いてなくて、不快さに自信があるから、このアートワークを自分のクライアントにバレないようにしてるほどです。ひど過ぎて、ついつい手にとってしまうんだ。そして、いつも激しく後悔するんだ。
マッサマンカレーは、ジャガイモと豆が溶け込むチキン仕様。甘さが強くタイらしい一杯でした。他にもここはメニューのレパートリーが沢山あっていい。ヤムムーヤーン(焼豚サラダ)と、イカのレモン炒めものが美味しかった。
太郎ちゃんは、気づくと初めて会う女性に流暢な日本語で「ナイスガイ」の説明していました。「架空の寄せ書きコーナー」について熱く語る背中が大きかった。
結局、太郎ちゃんは、タイ人疑惑の尻尾を出さなかったけど、キモかわいいって爪痕を残した。彼女ができるといいな。
訪問日