日本カレー史に刻まれる”綺麗さび”です。鳥肌が立った
元町・中華街は「ヨコハマシャリランカカレー」にて『シャリランカカレー デラックスミニ』を。
チャイナタウンに咲く寿司カレー。
ものすごいモノを食べてしまいました。こちらは、マツコさんの番組を皮切りにメディアで特集される機会が増えました間借りカレーの雄ですが、ここまでとは。
哲学があります。この皿には挑戦しかないわけですよ。あ、そういえば、店内はBRAHMANのMVが流れてます。インド哲学!
さて、カレー。鯖味噌キーマに、日替わりの魚マリネ(寿司のネタ的)、ここにポルサンボルとカレーあん。お供は、ガリ入りピクルスと。
これだけ聞くと、完全に異形。しかし、未開拓ゾーンは開墾されました。メッタンメッタ美味いです。鳥肌が立った。鯖味噌キーマと、上品なカレーあんがキラキラ光る。それでいて、カレー加減が巧妙でまわりを壊さない。マリネで寿司を感じて上がり、ガリピクルスで寿司を感じつつ落ち着かせる。
かねてから、東京のカレーカルチャーは侘び寂びでルネサンス、大阪のスパイスカリーは古田織部的でバロックだ、そして次は小堀遠州先生よろしくの綺麗さびフェーズに入るんじゃなかろうか!と、僕は申し上げておりますが、こちらは華やかなうちにも寂びがある。まさに綺麗さび!
何言ってるかわからないかも知れないけど、それでいいんだー!マグロの竜田揚げもやっばいぞー!
寿司職人の堀江さんと、このカレーを研究して作った田中さんが息ピッタリで、楽しそ~うに営まれてていい。肩書きが、それぞれ、総合演出とカンフーシェフって言うのもマジで意味わからなくて、キモくていい。
かなり、衝撃的でした。また行こう。
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