創業230年という途方もない年輪。江戸三大蕎麦が繰り出す豚カレー蕎麦
麻布十番は「総本家更科堀井本店」にて『豚カレー』を。
江戸三大とは、砂場、藪、そして、更科。
狙った訳ではないのですが、蕎麦の造詣が深まってしまいました。磨きまくった蕎麦の実から作られる更科蕎麦。白いですねぇ。美しい。そして、つゆは辛口なんだなぁ。美味いなぁ。
と、これはツレの更科蕎麦を盗み食いした感想。事前調査ではカレー蕎麦が無かったから、普通に「ざる蕎麦」を食おうと思っていたのだけど、行ってみると発見があるもんですねぇ。「豚カレー」という蕎麦を見つけてしまいました。
こいつが、美味なの。完全に期待以上。お値段は張りますが、クオリティ高しです。カレーは、片栗粉でとろみがございます。この仕様は個人的に溶けかけのシャバっとした時が好きなんで嬉しい。
このカレー蕎麦は更科蕎麦じゃなく、デフォでプレーンな蕎麦でした。ちと太め。こっちの方が合うんですねぇ。豚肉も角煮並みにゴロッとしててボリュームある。思ったよりも辛口だし、かなり特徴的なカレー蕎麦でした。老舗のこういう感じ面白いです。
新そば会員の会報誌が置いてあったんだけど、メチャクチャ面白かった。「いつも蕎麦にいて欲しい」って最高。
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