味選びのセンス。和食とスパイスの共鳴に魅せられちゃう
学芸大学は「すぱいす暮らし」にて『豆マメカレーにポークヴィンダルゥー』を。
優しくて強いダルカレー、健在。
ちょっと前ですが、連続カレー長男のお兄ちゃんと、データ解析が得意な錦糸町生まれの極悪ディレクターと再訪してきました。平日のランチ営業は、もうしておりません。夜のみになったそうです。でも当然だ、このカレーを作るにはそれくらいの労力がかかっている。カレー以外のスパイスフード達も大変な大変な力作であります。
まず、おつまみ三種。マヨを使わないクミン入りのポテサラ、チャナマメサラダ、そして自家製七味をまぶした冷静チャーシュー(コンフィかも)。自家製七味が素晴らしい。煎りも感じる上品な辛さ。これぞ日本のガラムマサラだと気づかせてくれる説得力があります。
ジンジャーチキンは、柔らかくてシンプルなスパイス使い。だから、生姜も引き立つ。引き算できてるう!
そして、カレー。前回も唸りましたが、この豆(ダル)カレーです。チャナだけでなく、レンズ豆や多種が使われている。そして、鰹節が効いているのですよぉ。モルジブフィッシュでなくてなぁ…うめえ。優しいのに、しっかりしてるぅ…
ポークヴィンダルーは、ワインビネガーで酸味を出し、甘さは玉ねぎのみだそう。サラサラとしたストイックなヴィンダルーで、肉も味わい深い。ラムキーマのコリアンダーが効いてる感じもバチっとしてて良かったな。チキンはタマリンドかしら?甘み良しぃ。
やっぱり、ここは素晴らしく美味い、あと、向き合ってる姿勢を感じる。お兄ちゃんも言ってたけど、「所作」が素敵。お聞きするとカレーだけじゃなくスパイス料理を食べて欲しいという想いがあるそうです。4名でコースも予約出来るそう。そこには、ラムキーマピザがあるそうなので、誰が行きましょう。絶対、損しない。
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