長崎発祥のカロリー爆発グルメカレー。締めはミルクセーキでやんす
長崎の思案橋は「ツル茶ん」にて『昔なつかしトルコライス』を。
トルコライスって、長崎なんすね。
ど定番なんだそうですが、全く知らなかった。トルコライスって看板を池尻のお店で知り、存在は把握してましたが、発祥が長崎だとは存じ上げませんでした。その中でも名高いのがこちらです。久保さんのカレコミで行ってきました。
レトロ~な内装に何故かクリスマスの飾りみたいのが輝いている店内。なんと大正14年創業というから驚きです。九州最古とも言われるとか。修学旅行っぽい学生もいたりして、いいですよ、こういうの。朝9時から営業しているそうですが、いつでもトルコライスはいただけます。
運ばれてきたトルコライスくん、炭水化物の含有量がとっても頼もしい。ピラフに、ナポリタンにでっかいカツにカレーがかかって登場です。
中華やオランダの文化が、歴史的にミックスしてる長崎は「混ぜる文化」がテンプレート。トルコとも貿易があったので、トルコライスが産まれたのか!と思ったのですが、違いました。
スパゲティ・ピラフ・とんかつのトリコロールがトルコロールに訛ったとか、明治時代に「土耳古(とるこ)めし」という、牛か鶏のスープで炊いたご飯のバター炒めがあって、そこにナポリタンととんかつが乗っかったから、とか、「トルコ風呂で精力出せや!」からこの名前が着いたんだとかとか諸説あるんですね。
なんとなくB級グルメ感ありますが、贅沢です。ナポリタンにマーガリンの風味を感じてアガった。とんかつもしっかりしてます。カレーはプレーンな内容。濃すぎず、薄すぎず。ピラフは淡めでバランスいい。
締めはミルクセーキです。飲み物でなく、冷凍なの。これが長崎のデフォ。いいですね。デートの思い出と紐づくのでしょう。エモし、エモし。あ、地元の人はあんまりチャンポン食べないって聞いたけどマジなの?チャンポンうめえじゃん…
訪問日