異次元の仕事。カレーにつけてもわかる蕎麦の甘さ
牛込神楽坂は「蕎楽亭」にて『つけカレー蕎麦』を。
ミシュラン、伊達じゃねえぇ…
ミシュラン選出のお蕎麦屋さんですが、アホみたいに美味かった。。この陽射しの中でも並んだ甲斐がありました。蕎麦の美味さ、つーか、甘さが異常。これは蕎麦が強いと言うべきかもしれない。とにかく衝撃的だった。
店内もオーラあるんですよね。重厚だけど、肩肘を張らせないカウンター。居心地がいいです。カウンターからは、お店の方々の超テキパキと動く姿が一望できる。ここでの修行経験ってブランドになるだろうなぁ。
着皿するやいなや。蕎麦の美しさに見惚れてしまいます。蕎麦の風味を味わえと言われている気がする。身体が勝手に動き、一口目はチュルリと蕎麦だけを啜ります。あま~い… なんじゃい、これは。蕎麦ってすげえな。。石臼挽きだから?か、ちょっとザラザラしていて蕎麦の実を味わってる感じが凄い。蕎麦ってツルツルと喉越しが美味しいって一面もあるじゃないですか。マジで奥が深い。
つけカレーのカレー汁ですが、瞳孔開きまくりの超名品でした。牛すじと出汁のコンビに、フルーティーさが足される狂乱絵図です。想像画で、すっごい浮世絵とか描けそう。もうヤダ。超美味しいじゃん。スパイスと甘さを出してく感じ。香り重視だから辛さで勝負しない。わかってんなー。
何がすごいって、このカレー汁に蕎麦が負けないんですよ。たっぷりつけても、スパイスの後にちゃんと蕎麦の甘さがくっきり輪郭をもって出てくるの。「おまえは蕎麦ー!」って声に出してしまいました。最後にトロットロの蕎麦湯で〆。完の璧でした。
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