カレーの変化球を求めてリトルヤンゴン高田馬場へ
ミャンマー料理と言われても知らない方が多いと思うんですよ。
ベトナム料理やタイ料理までは知っていたとしても、ミャンマーを通り越してインド料理になってしまうし、地理的にも存在感が薄く、最近になってビザが不要になってようやく観光地として注目を集めていますが、わざわざ行く方は少数派なわけでして、ミャンマー料理って言われてもピンとこない方がほとんどだと思うのです。
ミャンマー料理オススメです。悪いことは言わないから1回食べたほうがいい。
僕も数年前まではミャンマー料理は視界に入ってこなかったのですが、トレーニングキャンプを張るシンガポールで、たまたま立ち寄ったミャンマーコミュニティで食べたミャンマー料理がきっかけで風向きが変わります。そこで食べたミャンマー料理がそれなりに美味しくて、それ以来、よく食べるようになりました。シンガポールで食べるミャンマー料理は400円くらいで食べられて、ちょうどよかったのもあります。
ミャンマー料理はスパイスはタイ料理ほど強くないので辛さがなく、暑い環境で保存するためか油を多用する料理が多いのですが、日本人には食べやすい料理です。何人か初ミャンマー料理に挑戦させていますが、それなりに評判がよくNGはいまだにありません。ミャンマーには出汁を感じる料理があります。出汁文化があることも、日本人と相性がいい理由だと思います。
現在、日本では高田馬場がミャンマーコミュニティになっています。元は西武新宿線の中井駅あたりにあったものが高田馬場に移ってきたようです。1988年の民主化運動で難民となって日本に来た方が築いたコミュニティが、今は留学生や技術実習生が中心となって成り立っています。そういえば高田馬場には語学学校がたくさんあります。こうして考えると東京はアジアだなと思うし、シンガポールのようなものなのだと思います。
高田馬場は大学四年間を過ごした場所です(学部は所沢だったのですが… )。15年前とは様変わりしていて、当時通っていた店もなくなっていて、今や知らない街になっています。けれどもなんとなく愛着のある街で、卒業して15年経つ今でもミャンマー料理を食べに来る理由をつけて訪れるようにしています。ちなみにですが、有名店バインミー☆サンドイッチのベトナムサンドも美味しいので、自転車で通るときは、買って帰るようにしています。
高田馬場にはいくつかお店があるのですが、駅前にある「ノングインレイ」に。
17時前に入店するとミャンマー人の先客が何組かいます。店員さんに「青木真也ですよね?」と声を掛けられて、アジアをサーキットしている団体で活動しているのを実感します。
お茶の葉サラダ、モヒンガー(麺)、ダンバウ(カレーに近い米料理)を注文。2人だとちょうどいい量になります。ミャンマー料理というとこの三つを頼んでおけばいいのではないかとなるくらいにどこに行ってもハズレがない料理です。
お茶の葉サラダは好みが分かれる味ではあるのですが、僕は好きです。タイ料理のソムタムが好きならば好きな味です。モヒンガーは魚のクセが強く、こちらも好みが分かれる味だとは思うのですが、定期的に食べたくなる味です。ベトナムのフォーほど万人受けはしないですが、僕は好きな味です。
ようやくカレーっぽい料理のダンバウです。
ミャンマーの炊き込みご飯。インドのビリヤニでその上にミャンマーのカレーである「ヒン」がかかっています。インドに近い東南アジア料理で日本人も食べやすい味です。クセがなく、とりあえず困ったらダンバウ選択で間違いはないはずです。
普段のカレーに少し変化球を取り入れたいときにミャンマー料理はおすすめです。
さて一緒に行ったのが美人ギャルだったんです。気分良く、行儀良く、駅で別れるタイミングでこの男と遭遇してしまいました。
早稲田大学は現在リモートでの授業とのことで油断していました。現役早稲田大学生にして、現役のAV男優篠塚康介さん。堂々とサンダルで登場。おつかれさまです。
6月も元気にいきましょう!大変な時期だからこそ、日々手を動かしていきましょう。