タグが使えなくてもインスタで美味しいカレー屋は見つけられる
若い世代はインスタグラムのタグで検索をすると伺いました。
僕ときたら、とりあえずは日本人的にYahoo検索だし、若い世代を気取るのはGoogle検索かと思っていたのですが、どうやら時代はインスタグラムなんだって話を聞いてはいました。聞いてはいた。でも実際にインスタグラムで検索をかけるかは微妙なところだし、自分自身をタグ付けするのでさえ申し訳程度なところが現実です。暗号かよ。
そんな僕も、インスタグラムでカレー屋さんを見つけるまでに若返りました。
知人のインスタグラムに出ていたことがきっかけでして、タグで見つけたわけではないのですが。そこからお店のTwitterをフォローして、食べログをチェックして、いざ出陣です。食べログで下調べをする者は失敗したくない者で、飲食店に行く楽しみを知らないやつだ!的なことを偉そうに語る僕ですが、実際はチェックしてしまいます。どうもすみません。堅実なんです。そう考えるとインスタ→Twitter→食べログと3工程を踏んでいます。口コミだったら口コミの1工程で終わりなことを考えると口コミって一番強いですね。何事もリピーターであってこそ、口コミあってこそなんじゃないですかね。そのためには実質がしっかりしていなければとなって、至極当たり前な健全な形だなあとここで納得しています。まあそれはそれとして。
curry Punjeは池袋(要町でも行ける)から10分弱歩く路地を入ったわかり難い場所にあります。
立地が重要性が説かれる飲食店で駅から遠くて、それもわかり難い場所にあります。営業は店のTwitterをチェックしておくと便利です。人気で売れ切れてしまうことがあるので、状況を教えてくれるTwitterには助けられています。
カレーは2種類で、キーマ&スープ、またはヨーグルトマトンとザクロ。
ヨーグルトマトンとザクロを注文。インスタ映えするカレー。実際にすぐにインスタストーリーに載せました。カレーのウンチクを語るほど知識もない僕です。そんな僕にもインド式でも、日本式でもないカレーなことはわかるし、独創的なカレーであることはわかります。大事なことは伝統だとか貫禄ではなく、美味しいかどうかで満足するかだと思っていて、僕は大満足でした。
辛さは青唐辛子を自分で調整できるし、スパイスは効いているけれど、ガシガシくるわけでもなく、万人が美味しく、楽しく食べれるカレーでした。また来たいなーと思うし、このカレーを食べたいなって思ったときに唯一無二だから、ここに来るしかない強さがあるなーと。早速、もう一丁と思って何人かに連絡してしまった。
カレー屋さんだからカレーが美味しいです。
でもここはですね。チャイも美味しい。僕はカレー屋さんでチャイを飲むのが好きなのです。スタバでチャイティーラテ飲む女の子も好きです。ここのチャイはカレーを食べた後に合うように甘く仕上げてくれていて、量も少なめなので、食後にちょうどいい量です。食事を大会として考えたときの第1試合には第1試合の役割があって、メインにはメインの役割があります。役割をしっかりと考えてくれていて、最近の格闘技にありがちな第1試合からメイン気取りの迷惑さを感じることなく、美味しく気分がよかったです。あの甘さとあの量が食後のバランスとして絶妙でした。
僕の格闘技も僕にしかできない格闘技をやっています。ファイトスタイルも物語も他にはない格闘技で、お客さんは魅力を感じるも、ときに面倒に感じるだろうし、期待させて平気な顔して裏切ってくるから、もう知らねえよ!と思っても他にないから、また見ちゃう格闘技なのです。愛があるお客さんに支えられる形。改めて他にないって大事だなと再確認しました。
とにかく今まで食べたことのないようなカレーが食べられるcurry Punje 。美味しくて、大満足。店主のTwitterをチェックしていかないと売り切れたり、クオリティに納得しないからと営業しなかったりする個性派。でも美味しいから正しいというか、客と作り手のバランスがおかしくなってることが多い昨今、フラットな形に戻してくれるような気もしていて、僕は好感です。
この原稿を書いているときにTwitterを調べたら。
https://twitter.com/CurryPunje/status/1269425623274946562?s=20
とのこと。やっぱり大好きだ。ないからこそ飲みたくなるんだ。また行くぞ!Twitter見て!