【クラファン終了御礼】あなたの御支援で、カレー皿が焼き上がります。
2019年1月22日「カレーの日」から始めた「最後の一粒までメタメタすくいやすい【 英才食育カレー皿 】を作りたい!」のクラウドファンディングプロジェクトは、総勢141名の方々からご支援いただき、集まった金額は1,211,000円にものぼりました。
沢山の方々にご支援いただき、誠にありがとうございました。
本当に感謝です。感慨深いです。御支援いただいたお金は大切に使わせていただきます。
今日で僕はカレーを食べ続けて1,131日(※2019年3月29日時点)です。3年と少し経ちました。
最近よく「なんで毎日カレーを食べ始めようと思ったの?」と聞かれます。今回のプロジェクトで取材いただいたWEBメディア「BAMP」でもお話してますが、本当の最初の最初は「毎日続けたら面白そう」という好奇心がキッカケでした。
それまで僕は、特別なカレーマニアでもなく、スパイスに熱狂していたわけでもなかったのです。インターネット界隈でライスワークしているただの小作農おじさんでした。
それが、目的があるわけもなく「連続カレー」という縛りをつけちゃうぞ!と自分を自分で愉快に、サディステックに追い込んだ結果、米一粒も残すもんか!なカレー皿を開発することになりました。僕が代表を務める医療系コンテンツが得意なWEB制作会社は、いつの間にかカレーに主軸を置くような社名「チャンス・ザ・カリー」に変更予定です。
なんてことでしょう。大変なことになっている。取り返しがつかないことになっている。
もう助けて。カレーが怖い。カレー、怖いわ… カレーよ!近づくなー!怖いからカレー持ってこないでー!って「まんじゅうこわい」風にカレーを求めるくらいカレーを愛すようになってしまいました。※「まんじゅうこわい」は落語だから知らなかったらググってね。
そんな感じでカレー無しでは生きられない身体になっているわけですが、カレー皿を本気で作り出したあたりから気付いたことがあります。
それは「自分が欲しいものを作ると、誰かの役に立つ」ということです。
こうやったら売れるだろうって考えて作るよりも、小細工無しに自分が欲しいものを作った方が「わかる!」とか「それ欲しかった!」と共感してくれる人がいる。
考えてみたら当たり前なんですけど、この当たり前だと思っていたことが、カレー皿を作ることで体験として身体に入ってきて、なんだかとても感動してしまいました。
このカレー皿には、最後まで残さず食べて欲しい!という僕の切実な思いが込もっています。それが誰かの “残さずキレイに食べられる喜び” につながっている。
クラウドファンディングの前に第一弾として、大人用のカレー皿は既に作っていて、そのカレー皿を使ってくれた人達からいろんな声をいただきました。
「とても使いやすい!カレー以外でも重宝してるよ」
「早速使ってみました!映える!夫婦セットで買って良かった!」
「もうちょっと軽い方がいいかなぁ」
「黒が欲しい!」
などなど、です。
改善点は真摯に受け止めておりますが、好評をいただくことが多かった。正直、超安心しました。「チョイ残し、嫌だよね!わかる!!」とエールをもらってる気がしました。
心の底から嬉しかったし、「このカレー皿をもっと作ってもいいんだなぁ」と不思議と救われた感じがしました。
作ったものは、必ず誰かの評価を受けます。
作ったものは、誰かの役に立たないと成立しません。
こんな当たり前だけど、厳格な社会のルールを改めて生々しくカレーの神様が教えてくれたのでした。いつもの仕事でもわかっているはずなのにね。なんとなくわかった気になっていただけだったのかな。
僕がクラウドファンディングの起案者になったのは今回で2回目でしたが、前回は純粋な寄付を目的としたものだったので、今回とだいぶ勝手が違いました。
学びが余りにも多かったです。
思いつきだけで終わらせなくて本当に良かった。
この気づきをさらに進化させて、今回御支援いただいた資金で子供用のカレー皿を製作していきます。それが今後、より多くの人がフードロスへ意識を持つ萌芽につながりますように。
最後に謝辞を。
さとなおラボでの応援イベントを企画してくれた皆さん、参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。スパイスサワーが好評で、これも本当に嬉しかった。飲み過ぎだけど。
裏でカレーに狂った社長のプロジェクトを支えてくれたアヤスケさん、陽子さんにも本当に感謝。まだ残務いっぱいあるけど。
御支援下さいました皆様にも改めて心からありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。
リターンにつきましては、準備が整い次第ご連絡させていただきます。どうぞお楽しみに!
それでは皆様。よき、カレーライフを。
タケナカリー