スプーンを止めるな
コロナウイルス感染拡大でイベント事は大打撃を受けていて、徐々に制限をつけてではありますが、ようやく再開してきました。昨年10月から格闘技の試合をしていなかったので11カ月ぶりの試合になります。コロナウイルス関係なく、ようやく格闘技の試合ができるというのが本音であります。
言いたいことも言えないこんな世の中じゃ♪とPOISONで反町隆史は歌ったけれど、今は言いたいことが言えない世の中になっているように感じています。右へ倣えが過ぎるし、皆が恐れているように感じています。表現する仕事である格闘技くらいは、好きなことを表現して、観る者の感情を揺さぶりたいと思っています。しかし「POISON」の作詞は反町隆史本人なんですね。マジかよ。
試合は9月10日に渋谷オーイーストで19時からです。
ABEMA で無料放送しますのでご視聴いただけたら嬉しく思います。コロナウイルス感染拡大以来、観客制限ができた関係で何処もかしこもPPVの昨今ですが、今回はABEMAのお陰で無料放送です。日本国内はPPVの敷居は高いし、一部の名のあるアーティストや競技は良いけれど、格差が開いてしまうと思うのですよね。それが正常で健全とも言えるのかもしれないですが、PPVとは違った形があっても僕はいいと思っています。
さて。試合に向けて練習をしております。
如何せんこの暑さですから、練習では脱水にもなるし、練習後は食欲がなくなったりします。減量がある選手であれば好都合なのだろうが、体重が減ってしまう僕のような選手にとっては死活問題です。夏場は意識して食べないと体重を維持できないのです。
8月半ばの一番暑い日の練習後。
練習場所の近所の二子玉川で、たまたま人と会う予定を入れて何も調べずに飛び込みで入ったのが「アッチャカーナ」。
暑くて食事をする気にはならなかったのですがカレーならば入ってくるから不思議です。高校時代の合宿所のカレーは2度と食べたくないけれど、この暑さで食べれるものをあげろというのであれば、カレーが一番に挙がるのです。そもそも箸で食べるものは気乗りしない。箸が止まるというくらいだけど、スプーンは止まりません。家でもスプーンで食べることが多いのは、勢いでそのままかきこみたいからだろう。
キーマカレーは濃さと辛さのバランスが良くて、麦飯にあって好みでした。食後に甘さのあるコーヒーが小さなカップで出てくるのですが、この量と濃さもまた抜群です。池袋のcurry Punje(カリー プンジェ)のチャイもそうですが、少量の食後の甘いお茶はホッとしますよね。カレーの後の甘いお茶の相性の良さ。これはいい。リピートある感じです。目指して行くほどではないけれど、近所に行ったらいきたいお店です。
試合をするのは渋谷です。
広末涼子の「Majiで恋する5秒前」に倣って、渋谷はちょっと苦手だったのですが、渋谷の駅前「パーラー大箸」のカレーが好きでよく行きます。話は逸れます。「MajiでKoiする5秒前」は竹内まりやの作詞作曲なのですよね。話を戻します。
洋食屋さんの優しいカレーで何か特別なものがあるわけではないのですが、気がつくとまた行って注文している不思議なカレーです。特別ではないけれど、自然と食べれるものは大切だなと思っています。特別なものを作るのは格闘技でもそこまで難しくないけれど、日々のクオリティを高く保つのは難しいのです。落ち着くカレーならば大箸のチキンカレーをお勧めします。腕があるからこそできる、さすがsioの鳥羽さんが手掛けるカレーだなあ。
今は皆が苦しいときです。今はジッと耐えるときでしょう。
その中でもできることをコツコツとやっていきましょう。まずは食べないと動けないから、カレーをかきこみましょうか。腹が減っては戦はできぬです。