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コラム

アナム
2020.10.30
COLUMN

絶対に外さないインドカレーの頼み方

written by
青木真也
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インドカレーはどこに行っても外れない強さを持っています。

何も調べずに飛び込みで入ったとしても、それなりに満足させてくれるし、まずいインドカレーに出会ったことがありません。食べログを見ずとも外れない強さがあるのですが、それはそのままワクワク感がないとも言えて難しいところではあります。社会全体が当てにいく感じはどうかとは思います。だって面白くないじゃないですか。

 

インドカレーに関しては「美味しい」のだけど、僕たちは「美味しい」の見分けがつかないような気がしていて、それなりに美味しいし、どこで食べても同じとまでは言わないけれども、それに近いものがあるように思うのです。外国人が寿司の見分けがつきにくいというか、回転寿司もお寿司屋さんの寿司も同じ寿司になってしまうような状況が少なからずあるような気がしています。そう思うとインド料理屋さんでインド人のシェフが日本のインド料理屋さんは「ネパール人が多いし、インド料理ではない!」とぼやくのもわからなくもないです。

 

青木真也カレーコラムインドカレーの頼み方

 

インド料理=ナンとカレーの認識がよくないと思っております。

ビリヤニやタンドリーチキンやティッカとか色々とあるので、インド料理=ナンとカレーにすることもなく、ビリヤニを推してもいいと思っています。居酒屋的に使うこともできるし、インド料理屋さんでお酒を飲むのがあってもいいですよね。

 

でも絶対に外さないインドカレーの頼み方的なマニュアルもあっていいですよね。

ホームランは要らないけど、必ずヒットがほしいときってあるじゃないですか。セーフティーバントでもいいとか、ポテンヒットでもいいとか、スクイズとか当てなくていいけど外せないような状況は存在すると思うんですよ。そんなあなたにもってこいの絶対に外さないインドカレーの頼み方です。当たらないけど外れないので、「きゃー素敵!」とはならないので悪しからず。

 

アナム

 

まずはカレーのチョイスにまず迷うでしょう。

ほうれん草カレーがあったり、マトンがあったり、豆があったり、野菜があったり、選択の幅は広いでしょう。選択肢があるからこそ、悩む楽しみもありますが、選択肢がないほうが楽です。ここはもう一択です。外れないのは「バターチキン」であります。クセもなく老若男女に支持されるバターチキンカレーを選んでおけば、まあ外すことはないです。バターチキンで外したことは未だにないので、まずいバターチキンがあれば教えてほしいくらいです。

次に押し寄せる問題としてはナンかライスか問題があります。

これは悩むことなく、ナンにしましょう。ナンは焼きたてであれば、小麦粉の質が悪かったとしても、問題なくいけます。もしもデートで行った場合は「ナンが君の顔よりも大きい」と戯けてみせればいいし、君は小顔で綺麗だよとヨイショもできて一石二鳥であります。間違えても「このナンよりもオレの息子の方が大きい」など壮言大語はいけませんよ。きゃー素敵!とならない可能性が大きい。

 

ライスの場合のデメリットはバスマティライスを使っていない場合があって、日本米だと一気に覚めてしまうのもあります。パラパラのお米でなかったときのダメージが大きいのも加味してナンのチョイスが無難であります。

 

ドリンクがセットでついてくることがあるのですが、これはチャイかラッシーを選んでおけばいいとは思います。アイスチャイを頼んで明らかに「キリン午後の紅茶」だったことはありますが、まあそんなもんだと思っておけばいいです。チャイは池袋のカレープンジェのチャイが抜群です。

 

外れないのが長所のインドカレーですが、通わせてファンにするには何が必要なのかなと考えながら、最近はスリランカ系のカレーに流れております。インドカレーでカレーに入門して、紆余曲折を経て、インドカレーに戻るのだろうか。カレーの旅はまだ始まったばかりです。混乱の世の中ですから、混ぜ合わせる食べ物が時代を反映していますね。今日はこの辺で。

 

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AUTHOR

WRITER青木真也
株式会社青木ファミリー代表取締役。1983年5月9日生まれ。静岡県出身。小学生の頃から柔道を始め、2002年に全日本ジュニア強化選手に選抜される。早稲田大学在学中に、柔道から総合格闘技に転身。「修斗」ミドル級世界王座を獲得。大学卒業後、静岡県警に就職するも2カ月で退職して再び総合格闘家の道へ。そして「DREAM」「ONE FC」で世界ライト級チャンピオンに輝く。著書に『空気を読んではいけない』(幻冬舎)、『ストロング本能』(KADOKAWA)。趣味は献血、カレー、サウナ。 https://note.mu/a_ok_i
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