旨味が怖い。至極のカウンター洋食かつカレーライス
五反田は「スワチカ」にて『かつカレーライス』を。
![スワチカはカウンターの洋食店](https://chancecurry.com/wp-content/uploads/2019/03/580695923432ddc6b9325fb95722dad0.jpeg)
看板から洋食屋であることは容易に察知できた。
扉を開ければカウンターが並び、たまたまだろうが、ちょうど1席ずつ飛び石になって席が埋まっている。
![スワチカランチが気になる。](https://chancecurry.com/wp-content/uploads/2019/03/fc676dc4eca03bc98bfdf32e7271ffbb.jpeg)
それぞれが、思い思いのランチを楽しんでいるようだった。パッと見た感じ一番置くの客だけがカレーを食べていたが、それ以外の客は定食を食べている。
定食のセットの方が人気がありそうだ。
事実、僕の後に入ってきた初老の老人は間髪入れず「エビフライ定食を」とオーダーした。
そして、それについての大将の返答は「はい!エビフリャ〜ひとつー!」だった。この年季の入ったコミュニケーション。
僕は臆すること無く「かつカレーをお願いします」と頼んだ。
一瞬、大将が上目遣いで僕を睨んだ、気がした。間が空く。緊張が走る。
大将、僕の目線が交差する。
「はいよ、かつカレーひとつぅー!」
無事、オーダーは通ったようだ。汗をかいた。
しばらくすると出てきた。小麦を使ったやや黄色の洋食風のカレーを予想していた。
しかし、どうだろう。
![黄色ではない、朱色のカレー。](https://chancecurry.com/wp-content/uploads/2019/03/123158a5b97852229a09a5801103ffc7.jpeg)
朱い。
欧風に茶色を少し褐色が足されたような朱色だ。
![スワチカのポーク](https://chancecurry.com/wp-content/uploads/2019/03/698c0084d2543a3a6d79bccf6ab3a291-1.jpeg)
一口だけルーを口に入れる。この肉の旨味、コクがズンと降りてくる。層を感じる美味さ。え?なんか普通にこういうの当たり前に出されると怖い。
![スワチカのカツ。](https://chancecurry.com/wp-content/uploads/2019/03/530fbaa0964e65b55749d5527e1414da.jpg)
またカツが主張が強すぎず、カレーとのバランスをとっているのに対し、デフォルトのポークカレーの豚肉塊の存在感が絶大である。大正解。
![よく考えたらメンチカレーが、かつカレーと同額。気になる。](https://chancecurry.com/wp-content/uploads/2019/03/34c599a726bd528d6398b7fe674c67f2.jpeg)
サクッとカウンターから出てくるカレーではない。万人が満足するようにできてる。
洋食屋って奥深え。
訪問日
SHOP INFO
![スワチカはカウンターの洋食店](https://chancecurry.com/wp-content/uploads/2019/03/580695923432ddc6b9325fb95722dad0-230x230.jpeg)