日本人らしいMSA(Mixed Spice Arts)に飲み込まれた。これぞ神奈川の名峰
逗子は「SPICE TREE(スパイスツリー)」にて『バナナエビと樹豆、マトン挽き肉とネパール山椒、バターチキン』を。
ネパールが混ざって嬉しいの。
逗子。大学の時は先輩が住んでいて、よく来ました。素敵な夏の思い出がいっぱいの土地であります。先輩のお兄様が異常に麦チョコが好きだったなぁ。今回は素敵なカレーの思い出を作りに来ました。
開店30分前でしたが行列。地元の人に愛されているお店です。予約はできませんから並ぶしかありませんが、並びながらビールを頼んで飲めちゃったりもできます。サーフィンが好きそうな方々が、そんな感じで楽しくお待ちになってました。陽気な逗子スタイル。
店内は、木を基調とした手作りでクールさと可愛さを併せ持つタミルな感じ。雰囲気あります。
さて、カレー。まず、マトンと挽き肉とネパール山椒です。噛み締めてからブワッと弾けて広がる肉の旨味。そこにチュドゥーンと山椒が効いてきます。適度な、やり過ぎない痺れ。なんてマトンと合うのでしょう。超考えたであろうバランス。めちゃくちゃ美味しい。インドとネパールのミックスなのに、どこかしぐれ煮のような要素も感じる。
バナナエビのカレーはタマリンドが効きまくりの夏を先取りご機嫌カレー。秀逸作。爽やかな酸味。これはクセになります。エビがプリッと、ズッキーニとか野菜もたっぷりっと。ミニトマトがまんま入ってるスタイルも超いい。
そして、これらとは異質なバターチキンです。こういう名店で、あえてのバターチキンが出てくる傾向があるように最近感じます。ガーリックが強く効いている。トマトと相成るクリーミー加減。巷のバターチキンにも近くもあるが、やっぱり違う絶妙枠でした。
逗子。いいな。鎌倉で降りる人多いし、住むのにも良い気がする。あと、巨躯が3人揃うカレーはテーブルの占有率を考える必要があることを学んだ。
訪問日